秋山さんと早川さんと佐久間さん、の巻

さて、4日夕方。
秋山羊子さんと
早川義夫さん+佐久間正英さんの
ライブを見に、DreamBoatという
お食事処(?)兼ライブハウスへ。


と、その前にちょっと時間があったので、
イムズで開催中の本城直季写真展へ。
風景をミニチュアみたいに写す写真の人です。
人間が作った建物が、いびつだったり巨大だったりすれば
するほど、なんだか能天気な作り物に見えちゃいます。


閑話休題


トップバッターのアンチムジカさんには、
「UFO」のブルースカバーバージョンにやられる。


次が秋山さん。
「もう一度僕らは」のアカペラでスタート。
次はピアノに座って「指一本で倒されるだろう」
(「アオイソラ」だったかな?)。
過去2回見たライブはデジタルピアノだったけど、
今日はヤマハアップライトピアノ
もう、音が違うもんね。


で、ライブではエキセントリックな秋山さん。
すたすたと客席の方に来たかと思えば、
テーブルの上に立って歌い始めました。
「時のかけら」。どこぞのおっちゃんが、コップかなんかを
ならしてリズムを取ってるのが、微妙に音階にあってたり
あってなかったり。


秋山さんの1stアルバムが、あと残り2枚だって。
あの素晴らしいアルバムに出会える人があと2人ってことか。
もったいない話だ。


思ったより曲少なかったかな。
あと、なんか微妙にお客さんとの温度差があったような気が
(あくまで「気が」ね)。


ちょっと不完全燃焼な感じ。
多分、トリをつとめたこのお二方目当てのお客さんが
多かったからかなぁ。


という訳で最後に出てきました。
早川善夫さんと佐久間正英さん。
CDは聞いてましたが、生でご本人さんたちを見るのは初めて。


早川さんがガチンと鍵盤を叩いた瞬間、会場の全てを
さらっていきました。


早川さんの言葉は、自分の中の弱いとこ、狡いとこ、情けないとこ、
手のひらですくって目の前に差し出してきます。
まるでそれは鏡のように、僕らの心を映し出していくのです。
そして佐久間さんのギターは、感情を増幅させ、
早川さんの歌声とピアノの音色と相まって、
曲の間中、なんだか気持ちが、遠いところに
連れて行かれてしまうのでした。


アンコールはピアノで奏でるメロディが美しい
サルビアの花」や、もりばやしみほさんのカバー。


や、凄かったです、


今日は、朝の野球から夜のライブまで、
実に濃い一日でした。
満足満足♪