台湾2・3日目、の巻

 朝から故宮博物館へ。各国の仏(ブツ)の展示があってたんだけど、馬頭観音が女性を抱え、食いつかんとしているやつがかっこいい! 太宰府の馬頭さんが見たらびっくりするだろうな。腰がかなりクネっとしているやつとか、微妙に形を変えながらインドから日本へ伝わってくる様とか分かってすげー面白い。

 麺を食べに、まち中へ。直径20センチくらいの長太い麺生地を削って作る刀削麺の店、永康刀削麺へ。この店のオヤジは、削ってみるか? と聞いてくるくらいフレンドリー。日本語べらべらのおばあちゃんに席を案内されて店内へ。しかし注文をとりにこない。まちぼうけの自分たちに、隣に座っていた台北のお姉さんが、英語でいろいろ教えてくれた。英語で会話する友人H。かっこええ! で、お姉さんにいろいろ教えてもらいながら、やっと注文。きしめんみたいな平べったい麺に、肉そぼろとキュウリがのったような。ちょっと香草臭いけど、味があってうまし。麻婆豆腐の具をかけたような感じ? 

 雑貨屋に立ち寄りる。ここは手作りのTシャツとか普通におしゃれで、小物も充実していい感じ。落ち着いた大人の店でした。

 次に足ツボマッサージ。フットバスで気持ちよくなたあと、おっさんが足の裏をぎゅーぎゅー押しまくる。時折激痛にひっくり返っていると、どこが悪いココが悪いと教えてくれた。肝臓、腎臓、心臓、脳神経が悪く、座骨神経痛だそうだ。内蔵はほとんどダメじゃん! でも、終わったあとは足の裏がふかふかして気持ちよい。

 西門へ。ここも狭い路地に店がずらり。テレビで紹介されていた、阿宗麺線へ。立ち食いの麺。春雨みたいなのをずるずるっと。カツオのだしが効いてて、これまたうまい。


 新婚旅行のときのイタリアでも世話になった三越に、ここでも世話になって、職場へのおみやげを買う。表の屋台で買った切り売りのメロンは、すっぱい匂いがしてすぐ捨てることに。
 
 一度ホテルに帰って一休み。20分後に、おかゆを食べに出発。ところが事前に調べていた店が、なんか名前が違っていたとかで、辿り着いたのは豆乳の店。揚げパンといっしょに豆乳ときなこのスープみたいなのを飲む。予定外であったが、これまたうまい。揚げパンにきなこのスープを浸して食うのがグー!
 
 しきり直して「おかゆ横町」まで歩く。おかゆ+おかず何品か
選ぶシステム。地瓜という台湾のかぼちゃが入ったおかゆで、個人的におかゆはちょっと苦手なんだけど、友人たちはうまいと言っていたのでうまかったのでしょう。

 ホテルに帰って、ロモ(カメラ)が壊れていたことに気づく。腰から下げていたんで、部品が割れてしまったようだ。がっくし。
 
 3日は朝4時過ぎに起きて、ホテルの弁当を食べながら空港へ。帰りもキティちゃんジェットでひとっ飛び。親子丼みたいな機内食を食って午前中には福岡に着いたのでした。は〜喰った喰った。