ブラボーは落ち着いて条例提出を、の巻

endoh-sun2008-02-02

東芝グランドコンサート2008
ロジャー・ノリントン指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
公演を見に、アクロス福岡へ。
トイレの長蛇の列に、まずやられる(もらしてはイナイ)。


クラシックでいつも思うのは、マイク無しでの生音のデカさと響き。
しかも今回は、なんと2列目です。
こんな写真が撮れるような、前の前、しかも中央。
2曲目のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、
ソリスト(きれいでかわいいおねーさんでした)の
息づかいや、弦の擦れる音まで聞こえてきます。


また、指揮者のロジャー・ノリントンがお茶目。
動きもユーモラスで楽しいし、
それに指揮しながら、こんなに観客席を見回す人は初めてだよ。
しかも、アンコールでは曲の締めと同時に
ポーズをつけて客席にぶわっと振り返ったり。
楽しい演奏会だったな〜。


ところで、クラシック演奏会で嫌いなのが
「ブラボー」オヤジ。
曲が終わるか終わらないかのところで、競うように
デカイ声で「ブラボー」と叫ぶヤツら。
余韻もへったくれもあったもんじゃない。
へたすりゃ最後の音が鳴ってるのにかぶったり。
あんたがクラシックマニアなのは分かったからさ〜、
もちょっと落ち着いて、大きな拍手を送りながら、
ゆっくり「ブラボー」を叫べば
いいじゃないのさ。
いい歳こいて、うっとおしい自己顕示欲だこと。


中央付近の一番いい席に麻生渡を見つけた。
よかったら「ブラボーは落ち着いついて」条例を作ってくれい。