ならら(その1)、の巻

もうだいぶ恒例となりました、GW奈良への旅へ
ヨメ様と行って来ましたよ。
今回のメインは飛鳥攻め。
まあ、とりあえず初日は次のような感じとあいなりました。

5月3日。


昼ちょい前ごろ、伊丹空港に到着。
ここに来れば当然(!?)、551の肉まんを喰わねば。
バスの時間ギリギリだったけど、あえて挑戦。
早く料理が来るように、いろいろ頼まず肉まんのセットを注文。
ところが、あとから頼んだ海鮮焼きそばやらがひととおり周りのテーブルに
揃ってから、ようやく我らのテーブルに肉まんがっ!
戦いに敗れた我々は、1本遅いバスで奈良に向かったのでした。トホホ。


さてさて、ここの遅れが後々の計画に影響です。
近鉄奈良駅に着いたあと、ダッシュでバスに乗り、一路浄瑠璃寺へ。
手には、コインロッカーに入れ損なったデカイ荷物。


浄瑠璃寺南口」っつーバス停で降りたものの、案内はなにもなく
ただ山の中のバス停ってとこ。恐らくこっちだろって方向には、
山の中へつづく砂利道。
しばらくその砂利道を、重たい荷物をかかえてえっちらおっちらと
歩くも、とても寺へ続いているようには見えない。
すげー運良く通りかかった郵便配達のおっちゃんに道をたずねると、
「こっちに道があったと思うけど、通れたかな・・・?」と
何とも心細い返事。
まあ、行ったれ! とずんずん進むと見えて来たのは養豚場。
十数匹の犬に吠えられながらもガンガン進む。
十数羽のカラスが、バサバサバサっと一斉に飛び上がる。


と、その先にかすかな獣道が。
郵便配達のおっちゃんが言ってたのはこれか?

倒木をよけたりしながら進むと、なんとか道のようだ。
延々と細い道を昇り、そして下っていった先に・・・、おお! 人家が
見えてきたよ。しかも茶店
どうやらおっちゃんが言ってたとおりの道だったらしく、
無事に浄瑠璃寺に着いたのでした。


浄瑠璃寺、中に入ると如来がズラリ!
なんと9体の阿弥陀如来が鎮座ましましております。
1.5メートルほどの座像が8体、そんで中央には2メートルほどの
大きめの座像。その左脇には吉祥天が鮮やかな色彩で立っています。
本で見たときは「下ぶくれの顔だなや」と思ったけど、
実物はなかなかの美人でありました。


夜は奈良の地酒「春鹿」の名を冠した居酒屋「酒肆春鹿」で、
それこそ春鹿吟醸酒「白滴 而妙酒 純米吟醸」を呑みながら
美味しい料理に舌鼓を打つ。


と、それに加え、奈良に来たなら行かねばと
おでん屋「竹の館」で、激うま大根や激うま厚揚げを
がっつき、満腹満足で1日目は終了です。