またまた・・・!?、の巻

舌の根の乾かぬうちに(?)
またまた来てしまいました。奈良。
10月30日(金)から2泊3日の行程。


まずは奈良に行く前に、伊丹空港からバスで上本町へ。
近鉄電車に乗り換えて八戸の里駅下車。
住宅街の真ん中にある、司馬遼太郎記念館へ。


といっても僕は司馬さんは読んだことなくて、
今回のお供、奥サマが愛読しているのです。


窓が多い司馬邸、そして書斎を眺めながら中へ入ると、
自宅書庫から持って来たって本が展示してある。
床から、はるか10メートルくらい上の天井までびっちり。
幅も数メートルに渡って。その蔵書量にただただビックリ。


さてさて、ひたすら圧倒されたまま奈良へ。
ふっふっふ。先週と全く同じ景色だぜ(当たり前)。


16時ごろホテルにチェックインして、
いよいよ奈良散策の始まり。
「おくた」って和菓子屋で団子を食べ、
興福寺へ行く途中の喫茶店でぜんざいを食べる。
腹ごしらえもオッケー。


北円堂の横を通ると、特別開扉をやっている。
そうそう、ここと仮金堂で「お堂で見る阿修羅」とかやってんだ。
先週ちらと見たときはスゴイ行列だったけど、
夕方ってこともあってか、待ち時間ゼロ。
せっかくだから見ていくことに。


初めて仮金堂入ると、
中央に釈迦如来座像、そして周りに四天王。
その前にズラリと並んだ八部衆
夕方の雰囲気とお堂ってことが相まって、とてもいい感じ。


釈迦如来座像のど真ん前&ど真ん中に阿修羅。
普段は国宝館にいるのだけど、ツアーを終え、貫禄もついて
アウェイ(仮金堂)でも、しっかりメインを張ってます。


国宝館で見るよりも、九博で見るよりも
なんだかちっちゃく見えました(いろんな対比のせいでしょうが)。
んで、後ろの釈迦如来が「なんで阿修羅そこにいんの?」って
見てるような感じがして、なんだかおかしい感じがするのは
僕だけかしらん。


外に出ると、五重塔の上に明るい月。



ぽか〜んと眺めながら国立博物館へ。
今回のメインイベント、正倉院展


ここも行列はなくてラッキー!


今回の展示は立体モノが多めで、見てて楽しい
(布とか紙が多いときは、個人的にイマイチ)。


緻密な細工と美しい輝きを放つ小刀や箱。
琵琶の裏面の鳳凰はなんだか可愛い顔をしている。


なんだか昨日のモノのような顔をしているこれらが、
1300年の時間を経てここにあることにグッとくる。
何回も来てんのにね。


次回は2日目以降をご紹介。