ハンバートハンバートライブ、の巻

ハンバートハンバート@ROOMS


失礼ながら、そこまでは入ってないやろ、って思って
いざ会場に入ると、たくさんの人。
福岡に、こんなにハンバート聞く人いたのね。すばらしいっ!


という僕も、初めてのライブ。期待が高まります。


ステージ上にはお二人のみ。


佐野遊穂さんの歌声はCDでも素晴らしかったけど、
生で聞くとその良さが何倍にも膨らみます。


曲があの歌声を求め、
歌声があの曲を求める。


ハンバートハンバートの曲は、
アメリカのカントリーのようでもあり、それでいて
たとえば収穫の日に歌われる日本の祝い歌のようでもあり。


そして歌声と曲が、奇跡のような組合せで融合しているのです。


つま弾かれるギターのメロディーに絡まるように、
かき鳴らされるコードのカッティングの上を流れるように、
遊穂さんの歌声は、自由奔放に駆けめぐるのでした。


お葬式のことを歌った「大宴会」という歌では、
先日亡くなったキヨシローさんのことが頭に思い浮かび、
すこし切なくなったりもして。


2回のアンコールで了。
すてきな一夜となりました。